コブダイ 出会い編 (4) いざ、初陣!【後編】

2020年6月10日

完敗の前半戦を終えて、意気消沈のまま
次のポイントへ。

僕が「極力水深のあるポイントが良いなあ」
と言うと、
Mくんが「心あたりあります!」と。

ほな、そこ行こう!

さっき迄の吹雪が嘘のように止み、
日差しもでてきた。
いいことあるかも!とモチベを上げてみる。

次のポイントに着くと、先行者が1人だけ。

挨拶して先端のポイントに入れて貰うと、
何と波止の上に大量の血痕!

しかもまだ生々しい血痕。

事件ですよw!!!

ルアー投げてる先行者の方にさっそく聞く。


「デッカイの釣られたんですか?」

兄さん
「いや、僕じゃないです。さっき帰られた方が
 メジロ上げてましたよ」



「(•••!!!マジ!?)ありがとうございます!」

現金なもので、一気に僕らの空気が変わるw。

しかも、よく見たらその先行者の方も
タンコブゲームしてはる!(゚o゚;;

ルアー投げながら、足元に置き竿。
餌はバナメイエビ。

間違いない!
慌てて僕らも仕掛けを用意し直して釣り開始!


…が、安定のなーんも反応がない時間が続く。

先行者の方も定期的にコブ仕掛けを打ち直すも
反応無さそう。

時間は15時。

「もう、今日はあかんのかなぁ」
と思い始めたその時、

ヤツは突然現れた。

置き竿のラインが静かにスーッと沖に走りだす。

その刹那、緩めていたドラグが突然、

「ギギギギギー!」

音は全く止まらない!

キタ!
ついに来た!

•••

•••

隣りの先行者のお兄さんにキター!(T-T)

兄さん、急いでルアー回収してドラグ締めて
鬼合わせ!

それ、僕がやりたかったやつやん!(T-T)

合わせが決まった瞬間、
竿がブチ曲がる。

ドラグフルロックで力勝負のゴリ巻き。
見てるだけで力入る。
楽しそうや〜

竿をしならせながら、徐々に魚が浮いてくる。
ぼんやり赤い魚体が。

で、デカイ。

しゃくれとるー。
間違いない。
ヤツや〜。

兄さんは慣れた手つきで見事なランディング。

メジャー出して、記念撮影してはる。
羨ましいぃ。。。

実は今日は釣ったコブをその場で食そう
という企画がありまして。

Mくんが「寿司を握る!」と酢飯まで持参して
くれていたのだ。

このままでは餌のバナメイ寿司になってまう。
因みにぼくはエビアレルギーだ。

その心の声が届いたのか•••

兄さん
「あのー、もし食べられるんならどうぞ。」
「要らなければリリースするので」


私、淡路島の木漏れ日の中に神を見ました。

「要ります。」
「いただきます。」
「ありがとうございます!」

なんと70弱の立派なコブダイ。

こうなると僕らも俄然、力が入る。

とにかく確率を上げるために置き竿の本数を
増やすが、アタリなし(◞‸◟)。


その間にも兄さんは3連発で掛ける。

餌も仕掛けもほぼ同じ。
一体なにが違うのか!?

が、兄さんもルアーの回収などで初動が遅れる
せいか、根に入られたりラインブレイクが
続いている模様。

コブ、掛けてからも難しそうである。


その後も沈黙の時間が続く。。

兄さんに話しかけると、色々教えてくれる。

「ここは敷石が遠くまで入ってるので、
 狙い目はその切れ目ですよ。」

「今日は流れが早いので細仕掛けじゃないと
 食わないかもですネ〜。

兄さん、めっちゃこのポイント攻略している
じゃないですか!

時は17時。

あと2時間早く話しかけるべきやった。
でも有益な情報を惜しみ気なく、感謝です。

そんな話をしていると、、、突然、、、

キター!
きた、
来たー!!!

今度は兄さんのルアーに来たー!!(T-T)

兄さん、
軽快なロッドさばきでやり取りしながら、

「青物じゃなくシーバスですわー」と。

シーバス!?

簡単そうに寄せているので海面を覗き込むと•••

デカイやーん!(´⊙ω⊙`)

これまた70はありそうなサイズのシーバス。

淡々とメジャーで測り写真を撮る兄さん。
ルアーはセットアッパー125sdrの
マイワシカラー。

淡路島のシーバスええなー。

旨そうやなー。。と思っていると、

まさかの、、、

兄さん
「あのー、シーバスも良かったらいかがですか?」

淡路島の波止に見た神は、
まごう事なきホンマもんの神様でした。

「すんません、ありがとうございます」
と即答で頂く。

流石にシーバスはキープされると思っていた
のでこのプレゼントには驚愕する。

もう日も落ちていよいよ今日も終わり。

ノーバイトなのに、ココロはホカホカ←単純

もう片付けようとよそ見をしていたその時、、、

兄さん
「あたってますよ!」

それと同時に、波止の角に出していた僕の
竿の鈴がリンリン鳴り響き絞り込まれている。

キター!
ついにきた。
自分の竿に来たー!!!

もう訳がわからんまま鬼合わせ。
乗った!!!!
よっしゃー!

ん?
すんなり上がる?
あれ?
こんなもん?

上がってきたのは。。。

30センチ近いフグ。
兄さんも苦笑い。

オチがついたところで、コブの初陣は3人とも
ノーバイトで終了。

リベンジを誓いつつ、初戦は惨敗で
幕を閉じたのでした。