コブダイ 出会い編 (7) 想い出を残そう!骨格標本にチャレンジ

2020年8月14日

さて、
コブダイのカブト煮を食べ進めていくと、
段々骨格があらわになっていく。

そこで目につくのがパンチの効いたアゴ周り。

肉があったときには
「ブッサイク〜(カワイイの意)」だが、

肉がとれてくると、
「イカつ〜(カッコイイの意)」に変わる。

特に歯がすごいのだ。
およそ魚の歯とは思えない。
どちらかというと獣の類いの歯である。

あまりに衝撃的だったので、
キレイに肉を取り除き、
さらには水洗いして、じっくり眺めてみる。

あかん、マジで素敵やん!?

はたから見たら、魚のアゴ骨(残飯)を
恍惚の表情でみる大人。
さぞかし奇妙に見えた事だろうて。

…そうして眺めているうちに閃いた。

「これ、骨格標本にできるな!」

イメージはハンターの家のリビングなどに
飾られているヘラジカの頭。

決して理科室のガイコツではない。

釣ったコブを標本にしていったら
カッコええんちゃう!?

そう思わせるだけのデカさと迫力、
波止のモンスター、流石である。

そうと決まれば、実行あるのみ!
標本なんか作った事ないけど、とりあえず
手を動かす。

まずは肉を除去して水洗いした骨を、
更に歯ブラシでブラッシング。

歯磨き粉の代わりに中性洗剤をつけてみる。


水洗いした後、今度は煮沸。

カブト煮にしたせいもあり、骨が染まって
美味しそうな匂いが染み付いている。

とにかく煮る、煮る、煮る。
30分ほど煮沸してみる。

今度はお湯に良い出汁がでて白湯スープ
みたいになっている。
しかし、流石に飲む気はしない(^-^;。

引きあげてみるとやや脱色できたものの、
染み付いた色は取れない。

しゃーないな、とここはアッサリ諦める。

改めて中性洗剤でブラッシング。
ずいぶんキレイになったのでこのまま乾燥。

ここでふと考える。
どうやって接着しよう?
そもそも骨格ってどんな具合に繋がってた?

骨と骨が沿って組み合わさるやろうと
安易に考えていたが、実際には肉や軟骨が
なくなっているので結構隙間が出来て
しまっており、思うように合わない。

むむむ。。。
まぁ、位置関係はフィーリングでいこうと
潔く諦める。

次の問題は接着剤。

位置をさぐりながら接着したいので、
瞬間接着剤だといきなり固まって困る。

そもそも瞬間接着剤でくっつくのかも怪しい。

多用途のボンドだと固まるまで時間が
かかりすぎる。
とても固まるまで押さえ続けられない。

むむむ。

ある程度調整しながら接着でき、
さらに隙間も埋められる。

そんな都合のええ接着剤なんて。。。。

あるー!

エポキシ系の2液性接着剤や!
グルーガンもイケルかもしれへんけど、
細かい作業を考えたらエポキシ!

確かちょっと前に使ったやつが工具箱に
あったはず。
固まっていない事を祈りつつ探す。。。

あったー!しかも使えそう。

はやる気持ちを抑えながら組み立て開始する。

骨格の位置をだいたい決めて見て、接着剤を
混ぜ合わす。
2分もすると良い感じにゲル状になったきた。

緊張するー。

上顎と下顎の関節接合部にそれぞれ接着剤を
盛り上がるように塗布する。
少し待ってから、上顎と下顎をイメージした
通りの位置で接合する。

まだ手を離すとジワーッと動く。
その間を使って良い感じに位置調整出来る。
エポキシ接着剤、ホントでいい感じ。

ただ、手を離すとじわーっと歪む。(^-^;

次は固定させるまで置いておける治具が
必要やなーと思う。

2人で作業できるなら、グルーガンも
ありやと思う。
隙間を手早く埋めるのはグルーガンが
最強だ。
いずれ試してみたい。


そうこうしているうちに固まってきた。
足りなさそうなところに再度2液を練合わせた
接着剤を流し込む。

うん、出来てきたぞー。

しばし固まるのを待って、完成や!

どうですこれ?

カッコ良くないですか!
↑興奮して周りが見えてない。(^◇^;)

「ハンターの気分、分かるー!」
とひとしきり盛り上がる。

骨格標本づくり、3Dパズルのようで
やってみるとめっちゃオモロイ。

これが、僕が骨格標本づくりにハマる
きっかけとなったのです。

次は自分で、しかもこれよりデカイの釣るぞ!

明確なベンチマークが出来たぜ!

しかし、これを超えるのがいかに大変かが
分かるのはまた別のお話。。。