コブダイ 目指せBIG ONE!編 (2)

2020年6月10日

2019年4月上旬、
コブを求めて4度淡路島に渡る。

釣り歴は40年。
これまで数えられないほど釣りをしてきた。
淡路島にも釣行してきた。
が、コブダイなんて全くのノーマーク。
まさかここまでコブダイにハマるとは
夢にも思わなかった。

今回は、友人Tさんに加え、息子も
参戦する事に。
コブダイの魅力を熱く語る父親を見て、
自分も釣りたくなったようだ。
気持ちは分かるぞ、息子よ。

今回も早めに釣り場に入る。
まだ真っ暗の4時ごろ。

港について、波止の先端に向かって歩く。
湾内はベタナギ。
プールのようだ。

何気なく海面を照らすTさん。
すると突然、
「メバルやっ!! 」
「一面、メバルだらけですわ」

マジで?
僕も慌てて海面を照らす。
するとそこに!!!

「どえらい数のメバル浮いてる。。。」

今まで見たことがない光景。
ナニコレ魚百景である。
淡路島、ポテンシャル半端ないって。

すぐさま竿を出したい衝動に駆られる。
しかし、残念ながら目指すポイントまでは
だいぶ距離がある。
メバリングを始めたい気持ちを押し殺し、
振り返らず先に進む。

きっと、これはコブ神様が僕を
試しているに違いない。

「あなたが釣りたいのはプリプリの
  メバルですか?」

「それとも軍艦のようなゴリゴリの
  コブダイですか?」

そんなん、コブダイに決まってるー。
コブ神様、どうかこの一途な想いに
救いの手を。。。

後ろ髪を引かれる思いを振り切り
歩くこと10分。
前回と同じポイントに着く。
先行者なしの貸し切り状態。

まだ暗いうちから取り敢えずコブダイの
仕掛けを用意する。

このポイントは日中も釣り人が少ない。

取り敢えず僕が2本、息子が1本用意する。
前回と同じく先端の左角にTさん、
右角に僕と息子が陣取る。

暗いうちはコブが釣れないので、
メバル、ガシラを釣る。

シラサエビでの胴付き仕掛け、
ブラクリなどで足元を探る。
相変わらずコンスタントに釣れる。

息子に胴付き仕掛けを渡し、
簡単にポイントを教える。
これまでにも何度も釣りはしているので
基本は分かっている。

「仕掛け、底まで落とすんやで〜」

「分かってる。。。
  けど、落ちへんねん。。。」

「そんな事ないやろー」
と竿先をみると、ラインが走っている。

「!!! 魚や!アワセろ!」
慌てて僕が言う。

すかさずアワセを入れる息子。

「メッチャ引く!」

大物に興奮して一気にゴリ巻く息子。

ハリスは0.6号。
あぁぁぁ。。ムチャしたらあかーん。

竿の柔らかさに助けらて魚が浮いてきた。

デカい。体高がある。

ヘッドライトに照らされ、ギラリと魚体が光る。

「チヌや!」と思わず僕が叫ぶ。

さらに浮いてくる。
あれ?ちょっと色が違う。

「ちゃう、メバルや!」(´⊙ω⊙`)

ちょっと恥ずかしい。
誰にも聞かれてなくて良かった。

「マジ? やった!」

無邪気にゴリ巻き続ける息子。

「あ、あ、あ、そんなに巻いたら•••」

僕のそんな気持ちを嘲笑うかのように、
男前に抜きあげる息子。

「おりゃー!」無邪気な息子。

「ぅゔぉっ!」思わず変な声が出る父親。

次の瞬間、尺近いメバルが波止の上で
ビタンビタンと跳ねる。

「やったーーー!」

「や、やったなーーー!」

必要以上の緊張感を味わわせていただいた一匹。
自分のこと以上に嬉しさがこみ上げる。

流石、淡路島。
明け方には息子にさらに良型のクジメが釣れ、
良いお土産が確保できた。

そんなこんなで夜が明けてきた。

いよいよ戦いが始まる。