大人の釣り堀チャレンジ! 活魚センター大昌(1)

2021年2月15日

急に予定がなくなり、ポッカリ空いた週末。

「あー、釣り行きたいなー」

と思っていると、ふと先日のTさんとの
会話を思い出した。

「生野の方の大昌って店、知ってます?」
「活魚屋さんなんですが、クエ釣れますよ!」

なに、そのメガトン級の殺し文句。

「ど、どう言う事ですか?」

「普通に活魚売ってるんですけど、それとは
 別に1000円で高級魚釣れる釣堀あるんす。」

「高級魚って???」

「ベタなところで、タイ、ヒラメ、シマアジ」
「あと、ブリ、タイミングあえばクエとか」

「ブ、ブリ? く、く、クエ?」
「その釣堀っていわゆるトレブルフックで
 引っ掛けるようなヤツですよね??」

「そうっす!」
「ぼくこの前、クエやったりましたわ」

「そうっすって。。。(^◇^;)」
「めっちゃ気になるんですけど」

「一回行ってみてくださいよ!」
「あ、財布のお金は行く前に決めて行った
 ほうが良いっすよ!(^з^)-☆」

「分かりましたー。(^-^;」

そんな話、してたなぁ。。。

よし、行ってみよう!

と、言う事で来ました、活魚、大昌さんー!

着いたのが昼過ぎで、残念ながら一般の売場の
魚は完売状態。

残念、もうちょい早く来るべきやった。

これはいよいよもって、自力でゲットせねば。


売場を抜けて奥に進むと。。。

そこには階段上の巨大な水槽が!
高さはいったい何mあるのか?
その中をところ狭しと魚が泳いでいる。

その水槽の下に、腰の高さくらいで、
2m×2mくらいに区切られたイケスが
無数に並んであり、それぞれのイケスに
マダイとヒラメが泳いでいる。

その1つのイケスにだいたい2人位の
客が短い竿で引っ掛けようとしている。

見た感じ、マダイは25〜45センチと幅が
大きい。
ヒラメは40センチくらいの型揃い。

タックルは80cmくらいの短竿に
ナイロン1号程度の糸が30cmほど、
その先にトレブルフックという
予想通りのタックル。

まずは様子を伺う。

掛けるのは誰でもできる。
問題は取り込みだ。

どうすればゲットOK判定が出るのか。

常連そうなオッチャンに注目する。

ハンターのような目で魚を物色。
獲物を見つけたようだ。
姿勢が前のめりに変わる。
いざ、勝負!

掛けた!!

そらそうか。
ここまでは小学生でもできる。
ここからだ。

掛けた後は、のらりくらりと引きを交わす。
なかなかあげない。
じっくり時間を掛けている。

戦う事5分、流石にタイもバテてきた。
すると、オッチャン、こんどはタイを
上下にシェイク。
イケスのヘリまでタイを寄せて、そこで
持ち上げては落とすの繰り返し。

チャップン、チャップン、、、

波がだんだん大きくなるように
ブランコの揺れ幅が段々大きくなるように
タイが上下に大きく動く。

もはや、タイがヘリから飛び出しそうだ。

そう思った瞬間、

オッチャン、息を止めて一気に
タイを抜き上げる!

ヘリの高さは水面から30cmほどある。

タイは見事、そこを越えて床に
ベッチャーンと着地。

オッチャンそのまま魚から針を外さず床を
ひきずって、受け付けで締めて貰っている。

なるほど、手を使わず抜き上げることが
ゲットOKサインというわけだ。

周りには釣り素人さんも多い。

だいたいは掛かったあと、魚に走られ
竿を伸され切られている。
竿のタメを使えないとひとたまりもない。

また、そこをクリアできても次は
抜きあげ失敗で切られている。
力づくで抜くとほぼ切れるようだ。

なるほどコツは分かった。

さっそく券売機で券を買い、竿を受け取り
イケスを目指す。
とにかく空いているところがいい。

単価からすると、やはりタイよりヒラメか。

頃合いのヒラメを見つけ、掛ける!

「フィッシュ、オーーーン 」

と心の中で叫ぶ。
頭おかしいと思われるので、
もちろん口には出さない。

ひとしきりの引きを竿のタメで交わし、
ヒラメをクタクタにする。
結構締め込むので、ヒキ味は楽しめるし
スリルもある。

さぁ、あとはチャプチャプ大作戦や。

チャップ、チャップ、

チャップ、チャップ、

チャップン、チャップン、

ええ感じ。。。

バチャバチャッ

いきなりヒラメが跳ねる。

「切れた!?」

と、心臓バクバクになるが、
もちろん何事もなかった涼しい顔で凌ぐ。

仕方なくまた始めから、

チャップ、チャップ

チャップ、チャップ

あれえ、意外とリズムが難しい。
ヒラメが暴れるので思った様に高さがでない。

そんな状況に、思わぬ伏兵が現れる。

4〜5歳くらいの子どもが、イケスに
張り付いてコッチを見ている。

「オッチャン、何してんの?」

「ん、魚釣ってんねんで(余裕ないねん)」

「そんなん、見たら分かるわ。」

「あ、分かるか〜(ほな話しかけんなて)」

「なんで、チャプチャプやってんの?」

「これはな、、、難しいなぁ」

「はよあげてぇや」

「そやな〜(親、どこやねん(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)」

「なぁ、はやく〜」

「!(まさか店の回し者か?(゚д゚lll)」

チャップ、チャップ

チャップ、チャップ

「もうええやん、はよ上げてや〜」
この子は鬼なのか?

よし、もう行く!!!

チャップ、チャップ、チャップ

ヒラメが深く水に沈み、上がってくる。。。

腹を決める!

「どりゃー!!!」

一気に引っこ抜く!

ヒラメは見事、宙を舞い
床にビターン!

やったぜ!
ヒラメゲット!

「どや!」

と最高のドヤ顔でその子の方を振り返ると
もう、そこにはおらんし。。。

どうすんねん、
このドヤ顔。

何はともあれ、無事ゲット。
その場で活け締めしてくれる。
氷も貰いクーラーへ。

帰って測定すると43センチくらいでした。

案外いけるね、と気を良くした僕は
さらに竿を一本追購入。

次の釣堀に向かう。
一番奥まったここは、何やら空気が違う。

イケスのデカさと中の獲物が違うのだ。
まさにブリクラス。
しかも丸々と肥えた重量級。

こんなもん、上がるんか?

さすがにここは無理と判断し、
その隣のシマアジのいるイケスへ。

要領は一緒、いけるでしょ!

40センチ弱のシマアジを早速掛ける。

!!!

さすが青物、めっちゃ走る!
あかん、伸される。

伸されないように魚について行くと、
目の前にはジイちゃんが。

あかーん、ジイちゃん、どいて〜〜〜!

そう願うまもなく、竿は伸されプッツン。。

は〜、どうしたらええねん。
こんなもん、無理ゲーやん。。。

そう思い、恨めしくイケスを見てると
先ほどのジイちゃんがシマアジを掛ける!

お、ジイちゃん、どうすんねん?

同じくシマアジが走りまくる。

ジイちゃん、常連のようで中々の竿捌き。
うまく引きを交わす。

が、シマアジも負けてない。

一気に走り出す。

竿が伸される。

あ、切れたな。。。

そう思った瞬間。

ジイちゃん、竿から手を離すという荒技。

そんなんありなんか?(^_^;)
 (多分無しでしょう)

ジイちゃん、体勢を立て直し、
ゆっくりと水面で引き回されている
竿を拾い上げ、再びファイト。

十分バテさせてから、
チャプチャプ大作戦で見事ゲット!

自分の頭の固さを思い知らされた
いい経験でした。(^_^;)

結局、2000円の投資で40センチの
活きヒラメ1匹。

シマアジもう一回やろかなと思ったが、
Tさんの持ってく金決めてた方がイイすよ
という助言?を思い出し、
マズマズかなと言い聞かせて納竿とした。