激混み!和田防新波止・秋の陣(2)

ようやく釣り座が確保できたので、
いよいよ待ちに待った釣りが始められる。

はやる心を抑えながらタックルを
急いで組む。

すでに空は白んできているが、
まずは太刀魚狙いからスタートする。

僕は太刀魚は浮き釣り派である。
あの潮間に馴染んだ浮きが、
ジワーッと入る瞬間が堪らなく好きだ。
その後、合わせを入れるまでの竿先で
アタリを聞くドキドキ感といったら、
もう、これ拷問級の至極の時間です。
(わけわからんですね(^-^;)

今回も一応、浮き仕掛けも持ってきて
いたのだが、到底できるスペースがない。
投入したら30秒後には打ち直さないと
いけない状況。
ましてや、仮に当たりが来ても、
そのあとの食い込みなんて絶対待てない。

と、言うわけでテンヤをする事にします!
太刀魚はこれまで浮きで20年以上釣って
きたが、テンヤは初めてに近いチャレンジ。
20年ほど前に、一度だけやった事がある。
その時も釣れはしたのだが、やはり浮きの
面白さの方が上で、それ以来やらなかった。

Tさんと、釣り仲間のMくんの影響で
今季から本格スタートする事に。
それはやはり、ルアーにハマった影響が
大きいかもしれない。

その後、そのままショアジギングできる
タックルを組み、ルアーの代わりに
テンヤをセットする。

テンヤは、シマノの太刀魚ゲッター改だ。
市販の太刀魚ゲッターに、一工夫を施す。


シマノ(SHIMANO) テンヤ 太刀魚ゲッター 時短テンヤ OO-104J 01T グローナチュラル サイズ(号):4


まず、
Tさんからテンヤにはアシストフックが
必須と聞いたので、それを。
Tさんは「Gアッパー」なる太刀魚テンヤ
専用のアシストフックを使用しているようで
これで抜群にフッキング率が上がるらしい。

ただこれがどこでも売っている代物では
ないので代わりに似たアシストフックで
代用する事に。
カツイチ デコイ
ワイヤートレブルアシスト
が、カタチも近そうなので採用。


カツイチ(Katsuichi) デコイ WA-21 ワイヤートレブルアシスト L

それともう一工夫。
太刀魚のテンヤ発見率を上げるために
テンヤのお尻に直接ケミホタルをセット
できるようにホルダーを接着する。
ホルダーはルミカ「テンヤホタル」を
直接接着するだけだ。


ルミカ(日本化学発光) テンヤホタル ブラック


接着剤は、
僕のお気に入りの光硬化接着剤の
BONDIC(ボンディック)。


BONDIC(ボンディック) 液体プラスチック接着剤 スターターキット BD-SKCJ 【国内正規品】

この接着剤、
水にも強いしホントおすすめです。
釣り場に持って行くと、ちょっとした
補修や固定にめっちゃ役に立ちます!

それで出来上がったのがこれだ!
ジャーン!

無くしたので、後日再作成しました。
テンヤホタルのホルダーは短くカットしてから接着してます。
アシストフックも本体フックからズレないようにBONDICで固定しています。


今日がその自信作の進水式!
もうドキドキ止まらず、ワクワク汁
溢れっぱなし。
釣れる気しかしない。(^-^)

周りでは、エサの太刀魚狙いの人は
おらず(ケミホタルの灯りが見えない)、
みんなジグやミノー、鉄板を投げている。

昔使っていたテンヤは、細い針金を使って
キビナゴをグルグル巻せねばならず、
とても面倒臭かった覚えがある。
それが、太刀魚ゲッターではキビナゴを
挟むだけ。
感動的に超簡単!
シマノ ええわー。
※「ダイワ 、ええわー」のCM知っている
 人は同世代です( ̄▽ ̄;)

キビナゴをセットして波止の上に立ち、
いざ、第一投!

おりゃ〜!
流石、テンヤ。
浮きと違って飛距離が出る。

ビューーーーーーン

気ぃん持てぃいいいーーー!
O(≧∇≦)O

カウントを取って。。。。
まずはゆっくりただ巻いてくる。。
ゆっくり巻いてくる。。。

うん、異常なしの反応なし。
(^◇^;)

まぁ、まだ一投目なので。

続いて二投目。
今度はもう少し深めにカウント調整する。
ただ巻き+トゥィッチ。
。。。
うん、異常ないね。
まぁまだ周りも釣れてないし。

よっしゃ、3度目の正直の三投目。
今度はさらに深くカウントを伸ばす。
そして、そこからタダ巻き開始!
シャクリを入れようとした、その時!

ゴッツン!

ん!アタリか---?
慌てて竿を立てる。
が、
動かない。。。

ウソやろ?

根がかり?
そう言えばそこまでのタナのこと把握せずに
カウント増やしてたなぁ( ̄▽ ̄;)

えー、でも根掛かるかぁーーー?
マジでー?
ただのテンヤちゃうぞ!
ガシラオウカスタムやぞ!
三投目やぞ!
空気読めやぁーーー(だれが?(^-^;)

ここまで1秒。
ぶつけようのない怒りの発散先として
竿をもう一回大きくシャくる。

すると!
突然強いヒキが!!!

んんんんーーー?
根がかりちゃうぞ?
魚や!
太刀か?なんや?

とにかく重い。
手前に来てもなお引く。

しかし、タックルはハード。
PE1.5号に、フロロ8号。
切られる気がしない。

強引なゴリ巻きを続けると。。。

見えてきた!
ギラッギラしてる!
本命の太刀や!

一気に寄せて、そのまま抜き上げる。
サイズは90ちょっと。
この時期にしてはまずまず。
その割には重かった。。。なぜ?

釣り上げて分かったのだが、
アシストフックが太刀魚のお腹の辺りに
掛かっており、巻く時に太刀魚の身体が
面となり、とてつもない水圧を受けて
いたようだ。

とにかく幸先の良い1匹!
何より力作のカスタムテンヤを失わなかった
のがデカイ!

レンジも分かった。
まだチャンスはある!

慌てて新しいキビナゴをセットし直し、
思いっきり投げる

オンリャーーーーー!

バッヒューーーン。

最高に気持ちいい!
これは浮き釣りにはない感覚。
食わず嫌いをやめて本当に良かった!
新しい事を始めるのは勇気もいるし
抵抗もあるが、始めると本当に楽しい。

先ほどと同じカウントまで落として、
再びタダ巻き開始。
ただ巻きからシャクリを入れて、
フリーフォール。。。。

ゴッツン!

!!!!
完璧!
もう騙されへん。
太刀のハートガッチリキャッチや。
おれ、天才ちゃうか!?←単純

「よっしゃ、獲った!」
思わず口に出し、
想いを竿先に乗せて
渾身の合わせを入れる!

その刹那

 アイスが棒から溶け落ちた時のように

 針が残ってなかったホッチキスを
           綴じた時のように

 ドヤ顔で決めた渾身のボケを誰も
      聞いていなかった時のように


「フッっっっっ」




竿先から全てのテンションが消えた。。


???????

切れた?

切れたんか?

太刀カッター・・・?
(´⊙ω⊙`)

・・・

・・・・

・・・・・

イヤぁぁああああ!
(´༎ຶོρ༎ຶོ`)


なんと、渾身の力作、カスタムテンヤは
わずか4投目で失う事に。。。


はぁぁぁ。。。
マジか。。。

そう言えば
「獲った!」
とか言ったの、
隣りの兄さんに聞こえてたかな。
:(;゙゚’ω゚’):

しかし、
言ったコトも、
切られたコトも、
済んだコトは仕方ない。

のび太の先生も、
0点を取って落ち込むのび太に

「のびくん、人間の目はなぜ前に
 ついてるか分かるかい?
 それは前を向いて進むためだ!」

と言ったとか言わなかったとか。

とにかく切り替えよう。

予備のノーマルテンヤをセットするために
準備しようとしたその時!

隣の兄さんが短く叫ぶ!

「キタ!」


うーーん、、、

そこは、
「よっしゃ、獲った!」
やろー?

と、心の中でツッコミながら、海面をみると
50cmほどのサゴシ!

あぁああ、青物はじまった〜。

もうテンヤやってる場合ちゃう!

慌ててルアーにセットし直し、
いよいよ本日のメインイベントの
ショアジギングを始める!

続く。