激混み!和田防新波止・秋の陣(4)

朝マズメが終わってしまったが、
ようやくTさんと合流できた。

Tさんはノマセ用にコアジを釣ってくれて
いたようだ。
早速、Tさんも本命のショアジギングを
始める。

朝マズメは終わってしまったが、
沖堤防ならまだ回遊はあるはず!と
願わずにはいられない。

頼む、ハマチよ回遊してきてくれ。

そんな心配をよそに、Tさん、
いきなり掛ける!
周りは、朝マズメが終わってやや諦め感が
滲みだれていた中、竿が曲がる。

Tさん、簡単に寄せて、
僕がタモを構える前にごぼう抜きに。(^-^;
アベレージサイズの40オーバーのハマチだ。
使用ルアーはVJ。
流石、安定の神ルアー。

ここからはもう、Tさんの独壇場だった。

僕が1本上げる間に3本は上げる。

釣る、釣る、釣る。

ルアーをジグ、バイブレーションと
ローテーションしながらどんどん釣る。

ほんで全てゴボウ抜き。
水面から抜き上げられ宙を舞ったハマチが
波止にビターンと叩きつけられる。
まるで土佐のカツオの一本釣りを
見ているようだ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)。

順調に釣り続けるTさん。

ガッチーーーン

また掛けたようだ。
絶好調である。

ん?
今度は竿のしなりが大きいか?

「これ、デカイかも」
Tさんが呟く。

やはり!

「でも重いけど引きがイマイチなんすよね?」
Tさんが首を傾げる。

なんや?
青物じゃないのか?
変なとこにスレ掛かった?

Tさん、お構いないしにガンガンゴリ巻く。
魚影が見えてきた。

やはりハマチっぽい。
が、なんか変だ。

!!!

1つのジグに2匹かかっている!
お互いが暴れて重いだけの引きに
なっているようだ。

「流石にタモいるでしょー!」
僕がタモを持って駆け寄る。

「あ、大丈夫っすよ。
     抜きますわー!」

え?

うそやん?

小さい言うても40オーバーはある
肥えたハマチ2本やで?

ラインブレイクならまだしも、最悪
竿折れへん?

「Tさん、やっぱタモいれましょ。。。」

ズボーーーーーーーン!

「あ。。。」

僕が声を掛けたときには、すでに
ハマチ2本が神戸の空に舞っていた。。。

ベチっ、ベチーーーン!

無事、2匹のハマチが波止に転がる。
竿も無事のようだ。

どんだけ男前やねん、Tさん。(^-^;

そんな感じで昼過ぎにはTさんの
釣果はこんな感じに。。。

朝からやってた僕以上。。
脱帽ですわ。。。。

40〜45のハマチたち

昼を回り、周りの釣り人はほぼ帰り
波止はほぼ貸し切りの状態に。

そりゃ、そうか。
今日は2019年の9月中旬。
まだまだ残暑厳しい。( ;´Д`)

青物の反応もイマイチになってきたし
波止も広々、浮きも流し放題なので
ノマセをやる事に。

ここにきて、朝にTさんが釣って
おいてくれたコアジが役に立つ。
エアポンプ入れて活かしておいた
甲斐があった。

早速、4号遠投竿に6号のナイロンを
巻いた4000番のタックルに、ノマセの
浮き仕掛けを作る。

ノマセをやるのも久しぶりだ。
オカッパリからノマセでハマチを狙って
いた頃は、1日に1本上がれば上出来だった。
沖堤防、ルアー、恐るべしである。

早速、コアジを背掛けにして、
まずはちょっと深めの3ヒロで流してみる。

流している間にエレベーター仕掛けも作る。
和田防新波止は流れが早いと手が付けられ
なくなる。
20〜30号の鉛を用意しておいたほうが
無難である。

浮きを流して2投目、
早くも浮きが消し込む。

リールからビュンビュン糸が出ていく。
僕の頭の中ではアドレナリンと
ワクワク汁がジャブジャブ出ている。

十分飲ませたところで、ハマチの
顎が外れるくらいの大合わせを入れる。

ゴラッソーーーーーーーーー!

この瞬間がたまらない。
こぎみよいツッコミを受け止める。
しかし、サイズは変わらず40ちょい。
もうお土産は十分なのでリリースする。

そうこうしていると、今度は
エレベーター仕掛けの竿が踊り
ゆるゆるドラグが悲鳴を上げている。

落ち着いてドラグ調整し、
渾身の力で合わせを入れる。
乗った!
が、同じサイズの同じ引き。
贅沢言うとメジロクラスが欲しい。

その後、キープしていた6匹の
アジ全てにヒット。
おそらくアジの数だけ釣れる状態が続く。
全く持って贅沢な時間。

そんな楽しい時間にも終わりがある。

僕もTさんも根っからの釣り好きで、
迎えの17時の船が来るギリギリまで
竿を振る。
今日はもう、かれこれ12時間以上
釣っているのにまだ釣る。(^-^;

メインの道具は片付け、竿一本だけを
残して釣りを続ける。

Tさんも最後までジグを投げている。
ジグパラのオールグロー。
僕も大好きな実績あるカラー


メジャークラフト ルアー メタルジグ ジグパラ ショート タチウオ スペシャルカラー 40g #19 オールグロー JPS-40


夕まずめにワンチャンに想いを乗せて。

船が来るまでいよいよあと15分。

その想いが届く。

ボチボチかなと諦めかけた僕の背中で
Tさんが叫ぶ!

「来ましたよ!!!」

まさにラストチャンス!
しかも竿のしなりが大きい。

メジロか?

いや、青物というより重量感を感じる
ズッシリした引きを見せている。

「青物ですか?」と僕。

「いや、重たいけど走らないっす」とTさん

「あ、根に入った」

え?

根に入った???

Tさんはテンションを掛けたり抜いたり
何とか根から出そうとしている。。。

そんなやり取りする事、数分。

「抜けた!出た!」とTさん

マジっすか。
やった!
せめて姿は見たい。

「大事にいきましょう!」

夕まずめの神戸沖の海に魚影が見える。
赤い?

「コブか?」
強烈な引きと根に入った事からか
Tさんが叫ぶ。

コブにしてはカタチが。。。

だんだん姿が見えてきた。

。。
。。。
。。。。!!!!

Tさんと思わず目が合い思わずハモる
「アコウや!」

デカイ!
こんなサイズ見たことない。


その時、突然気がつく。

「あ!!!!」

タモがない!
ここですでにタモを片付けていた
事に気づく。

「Tさん、タモすぐ組むから耐えて!」

流石のTさんもこのサイズのアコウは
ゴボウ抜きしないだろう。
いや、このアコウをゴボウ抜きなんか
しようものなら僕が怒る。(^-^;

慌ててタモを組み、駆け寄る。

アコウはもう足元まで寄っていた。

デカイ。。。

思わず息を飲む。

慎重にタモ入れをし、引き上げる。
重い。
間違いなく和田防の主だ。(゚д゚lll

50cmのアコウ!
デカイ!重い!旨そう(^-^)

無事取り込めて
安心したところに迎えの船が来た。

慌てて荷物をまとめて船に乗り込む。

激混みの和田防新波止。
最後まで粘った僕らに海の神様が
努力賞をくれたようだ。

それにしても流石、Tさん。
怒涛の青物の追い上げから、
巨大アコウで締めるとは。

最後まで粘る大切さと、やはり
海釣りはサプライズがあることを
改めて感じた最高の釣行となった。